旅の記録(春)

身の丈程が春の時期に小旅行した記録です。


1.富士山定点観測所(春)

春の富士、子供の頃に書いた富士山に一番似ているのがこの時期。麓の雪も溶け始め、雪が7合目まで位になると、いよいよ夏間近。
日一日と温かくなるにつれ、富士に雪も消えていく姿を見ると、夏が恋しくなる。花の都公園もポピーが咲き始め、色とりどりの世界が広がる。
二十曲峠にも、写真を撮る人たちが、ベストショットを待ちわびている。何よりも、富士に抜ける道がすべてにおいて雪や凍結を気にせず走れることが、何よりも嬉しいこの季節。

2.秩父芝桜と鯉ぼり

芝桜1春になると、なぜか足が向く秩父路。芝桜に始まり、枝垂桜、かいだん、鯉のぼりなどツーリング途中、随所で楽しめる。 この秩父の芝桜は毎年欠かさず行っている。 なぜかこの芝桜を見ると、「春がようやく来た!」と実感できる。 寒い中に咲き誇るこの花を見ていると、これからどんどん暖かくなっていく季節が、とても待ち遠しく感じられるからだと思う。 多くの場合は名栗峠を抜けて行くことになるが、寒いながらも春を感じ、「キリッ」っとした空気の中風を切るのもバイクの醍醐味。
芝桜1この時期は、流石に羊山公園の周辺は大渋滞。 だが、そこは機動力のあるバイクなので意外とスイスイ。 羊山公園に咲く芝桜は、赤やピンク・白がメインだが、中には紫色などもある。ピーク時は入園料を徴収されるが、一見の価値はあると思う。 芝桜の向うに見えるは武甲山。秩父といえば武甲山ではあるが、日々石灰岩採掘のために削られていく姿は何とも痛ましい。秩父を起点にして北(群馬方面)に向うもよし、西(長野・山梨方面)に向うのよし、意外に秩父の周りには見るものが沢山あるのが嬉しい。

 

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